ドイツから児童ポルノの写真集を輸入したとして、関税法違反(禁制品輸入)などの罪に問われた漫画家、鈴木健也被告(40)=千葉県船橋市=の判決公判が29日、名古屋地裁岡崎支部で開かれ、石井寛裁判官は懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役1年2月)を言い渡した。 石井裁判官は判決理由で「児童に対する性的搾取を助長し、社会の健全性を害する悪質な犯行」と指摘。一方、一定の社会的制裁を受けたことなどを考慮し、執行猶予を付けた。 判決によると、令和2年9月と同10月、児童の裸が載った写真集を国際書留でドイツから発送させ輸入するなどした。 鈴木被告は代表作に「おしえて! ギャル子ちゃん」などがある。