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ブックマーク / blog.livedoor.jp/editors_brain (9)

  • 編集者の日々の泡:マクドナルドはいつから「おもちゃで釣って腐肉を食わせる」駄菓子屋になったのか

    2014年10月08日 マクドナルドはいつから「おもちゃで釣って腐肉をわせる」駄菓子屋になったのか Tweet そりゃ「おもちゃで子供を釣って」腐った肉をわせてる店じゃ、行く奴はいないわなあ。――マクドナルドの11年ぶり170億円赤字転落記事を読んで、最初に浮かんだ感想がこれだ。 考えてみれば、これって昔よくあった駄菓子屋じゃん。おまけで子供を釣って、添加物まみれの菓子を売っていた。 なんでマックが駄菓子屋になったのか。つくづく感慨深い。 藤田田氏が創業したころの日マクドナルドは、駄菓子イメージなどなくて、「コロッケパンよりちょっと高いけどおいしい惣菜パン」だった。商品と店舗設計、接客でそうしたイメージをうまく醸し出していた。 これが原田氏の社長時代になると、坂道を駆け下りるように「効率」「利益」重視になって、どこかおかしくなった。 まず、パティもバンズもどれだけ下請けを叩いて原料費

    atoh
    atoh 2014/10/08
    マクドのサイトからは見つけられなかったけどおまけが付いたのは1987年からでダイヤブロックだったらしい。原田氏が社長になったのは21世紀になってから。だいたい前年度まで黒字だったんだからさぁ、何言ってんだよ。
  • 編集者の日々の泡:私が担当した電子書籍、絶版にしました

    2014年06月20日 私が担当した電子書籍、絶版にしました Tweet ところで、私が担当して出版した電子書籍、絶版にしました。 この書籍を企画したのは2010年。もう4年前だ。当時の電子書籍は、紙の書籍に比べ販売部数が1〜2%程度。つまり紙なら1万部出るを電子化すると、販売部数は100部とか。 1500円で初版1万部の書籍なら、著者に入る印税は、10%で150万円。これが電子書籍では2万円といったところだ。 私が手がけたのは、紙の書籍を並行させない、電子書籍オリジナルの企画。売れないとはっきり言った上で、「一緒に新しい市場に挑戦しよう」と著者の方を口説いた。 とはいえ丸損を押し付けて書き下していただいたわけではない。そんなこと、申し訳なくてできない。そうではなくて、原稿自体、「原稿料」という形ですでに償却済みのものを書籍化した。 もともと書籍化の約束があって書いていただいたものではな

    atoh
    atoh 2014/06/20
    「売れないとはっきり言った上で、「一緒に新しい市場に挑戦しよう」と著者の方を口説いた。」そして、そのとおりだったなだけで、もしかして印税処理が想定していたより負担だったとかいうなら、見積もり甘いだけ。
  • 編集者の日々の泡:河本準一一家、これもう「出来心でしたテヘッ」レベルでなく、「プロ生保ゴロ」のやり方に見えるんだけど……。違いますか?

    2012年06月01日 河準一一家、これもう「出来心でしたテヘッ」レベルでなく、「プロ生保ゴロ」のやり方に見えるんだけど……。違いますか? Tweet それにしても河準一さんの周辺、凄いことになってるなあ。 1 報道で母親の生活保護不正受給が発覚(各誌) ↓ 2 あわてて受給辞退 ↓ 3 「不正でない。今はもうもらってない」と、吉興業が強弁 ↓ 4 「自分の認識が甘かった」と、河準一さん、涙の記者会見 ↓ 5 母親、姉、おばの計4人はわざわざ別世帯として隣同士に居住で、母親が生保受給と発覚(週刊新潮) ↓ 6 当の母親は、生活保護をもらいながらビジネスクラスでハワイ旅行と発覚(日刊ゲンダイ) ↓ 7 河準一さんのの母親も生活保護不正受給が発覚(女性セブン) ――えーとこれ、もはや「香ばしい」とかいうレベルじゃなく、一族郎党揃って犯罪に励むプロ、つまり生保ゴロのやり方だろ。 特に

    atoh
    atoh 2012/06/02
    別に弁護するわけじゃないけど、「母親、姉、おばの計4人はわざわざ別世帯として」いや、普通別世帯だろ。
  • 編集者の日々の泡:出版社「悪者説」から、とりあえず初歩的な誤解ベースだけ書いとこうかな

    2011年10月31日 出版社「悪者説」から、とりあえず初歩的な誤解ベースだけ書いとこうかな Tweet 「アマゾンが売上の過半を抜く上に著者から著作権を離脱させろとかなんとか」というblogos衝撃記事に関して土曜25時くらいに記事を上げたが、ここ数回のエントリー同様、そちらもけっこうソーシャルで反響をいただいた。 ソーシャルでの反響であるので、さまざまな視点や立場からご意見をいただく。すごく参考になるし楽しい。 たとえば「 “出版社なければもなし”という議論の方向だったら、ちょっと違う時代に入っているのだと思う。」というツイート。そりゃそうだ。 テンプレ判型に押し込むだけならamazonだろうがどこだろうが電子書店側で簡単に作業できるはず。あとはたとえば売れる内容への助言や編集とかタイトル付けといった「編集のプロ」的部分をどこが持つかさえ解決できれば、出版社いらんね別に。電子書店はこ

    atoh
    atoh 2011/11/01
  • 編集者の日々の泡:アニメならではの声の演技が気持ち悪い

    2011年09月26日 アニメならではの声の演技が気持ち悪い Tweet アニメの声の演技で嫌いなところ。「うん」「えっ」「うっ」とか「うわー……」とかいう言葉にならない発声をやたらと入れるところ。そうした声が挿入される場面を日常の光景に置換してみると、それはだいたい現実には無声。つまり来顔の演技で感情を表現すべき部分だ。 コメディーなんかでデフォルメするならある程度はわかる。そうでもないアニメにまでこのような表現が要求されるのは、おそらく微細な表情を付けるのが難しいため、こうした感情の揺れを表現させるのに「どうしても声に頼る部分が必要」ということなのだろう。 しかし技術面で制限が大きかったはるか昔と異なり、現在のアニメの表現力は豊かだ。感情の揺れを特に表現したい「ここぞという場面」では、十分表情だけで演技させられると思う。 そこまで重要でない場面では、動きで見せるのはコスト的に難しいか

  • 編集者の日々の泡:電子出版「緊急報告」 ――アップルが寝耳に水「アプリ強制価格変更」で世界中「大混乱」

    2011年07月14日 電子出版「緊急報告」 ――アップルが寝耳に水「アプリ強制価格変更」で世界中「大混乱」 Tweet 私の業がらみだが。 アップルが電子出版の世界で毎度毎度「ご無体な仕打ち」を実施してそのたびに大混乱になっていることは、ここでも報告してきた。とうとう公取が入った件とかも。 したら、また始まったというか(溜息)。 もうネット媒体では報道されていることだが、App Storeの有料アプリの価格が全体的に値下げになった。たとえば115円のアプリが85円とか。 なんでこんな事態になったかとか、なんでこれが大問題かというの、素人の方は理解が難しいだろうから解説しておこう。 アップルは、明示的に告知しないので真相は闇の中だが、おそらく米ドルベースでアプリの価格を統制してきた。 以前も書いたが、App Storeでは、売り手は価格を自由に決められない。たとえば日円だと、115円、

    atoh
    atoh 2011/07/16
    当たり前のことだが、APPLEにしてみれば、電子書籍なんて育て上げる市場でもなんでもないんだろうなぁ。/しかし、APPLEとどんな契約してたんだろな。
  • 編集者の日々の泡:「成功する電子雑誌」は、おそらく「今の雑誌の電子版」と全然違うスタイルのはず。アグリゲーション系とか。。。でもきっと私は離脱する。

    2011年03月03日 「成功する電子雑誌」は、おそらく「今の雑誌の電子版」と全然違うスタイルのはず。アグリゲーション系とか。。。でもきっと私は離脱する。 Tweet 昨日のエントリーの続き。私の10年後のメシの種として、雑誌が近未来どうなっていくかをあれこれ脳内検討中。特に電子雑誌について。 昨日は「紙版の電子版」あるいは「リッチコンテンツ方向」は成功へのハードルが高いと書いた。大きな理由は広告単価が追いつかないからだ(尺の関係で今日も詳細な検討過程は省きます。申し訳ありません)。 むしろ可能性を感じるのは、全然違うスタイル。コンテンツアグリゲーションの容れ物である「電子雑誌」。つまりコンテンツアグリゲーターだ。 要するに、編集者という人間が会議で企画決め取材して、媒体コンセプトに沿って職人技で記事を構築していくという形「ではない」奴。 ここから今日の話になるが、要するに、キーワードを元

    atoh
    atoh 2011/03/03
    これはホントにただのポータルサイトとしか思えない。なんかすごくがっかりだ。
  • 編集者の日々の泡:手を上げて電子出版を担当 ――番外編「昨日聞いたとんでもなく悲惨な話」

    2010年11月23日 手を上げて電子出版を担当 ――番外編「昨日聞いたとんでもなく悲惨な話」 Tweet 今日はダイエット話の続き予定だったが、それは明日に送って、電子書籍話を急遽差し込みにて。 電子書籍については私も担当することになったのでここのところいくつかエントリーを上げていて、予定では次回は私が市場を睨んで決めた値付けについてだったのだが、そこからも離れて「番外編」で行く。 なぜ急にイレギュラーなエントリーを上げるかと言うと、昨日ウチの会社の電子書籍販売担当者に聞いた話が、あまりにも強烈だったからだ。 書いちゃおう。 とある出版社のとある部署で電子書籍を発売したものの、現時点で「1部も売れてない」のだという。冗談でなく事実だ。 すげえ! 凄すぎるぞ電子書籍(笑) 斜め上とは言わないが、想像のはるか上の暴君っぷりだ。オレに伝説を見せてくれてありがとう(心)。 紙の書籍なら、どんな

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    atoh 2010/11/23
    宣伝の仕方が判らないってのはプロとしてどうなのって話でしょ。で、著者視線なら、宣伝ようしませんって事なら他に頼むからその分おまえらの取り分減らせよ。ってなるよね。
  • 編集者の日々の泡:手を上げて「電子出版」を担当。 ――その経緯1「電子出版の悲惨な現状」

    2010年10月27日 手を上げて「電子出版」を担当。 ――その経緯1「電子出版の悲惨な現状」 Tweet ところで私も電子出版を手掛けることになった。興味があるから手を上げたのだ。 すでに実作業は着々と進行中なので、このブログでも折々の編集的な繰り言など上げていく予定。 最初に電子出版に対する私のスタンスを書いておく。 前に書いたように、基的には急速な普及には懐疑的だ。場合分けしてみるが、前も書いたので詳細はそちらで読んでほしい。 とはいえこれは「商売として当面懐疑的」というだけ。出版不況下で各社とも電子出版が役員のウワゴトみたいになってるので(笑)、取り組みは進むはず。それに私も興味があるから手を挙げている。勝算はないけどね。 話を戻すが、まず電子雑誌の場合。 当面無理(少なくとも今の紙の雑誌のスキームでは)。が、まとめちゃえば「広告収入が桁違いに少ない」&「実売部数が少ない」で商売

    atoh
    atoh 2010/10/27
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