パリ五輪開会式で、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」を想起させるパフォーマンスがあったことを巡り、写真を手にしたプラカードを持ちながら抗議する男性(AP) 26日に行われたパリ五輪の開会式で、イエス・キリストと使徒たちとの最後の食事の場面を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐(ばんさん)」を連想させるパフォーマンスがあったことを巡り、キリスト教団体などから反発の声が上がっている。フランスのカトリック教会は「キリスト教に対する愚弄の場面を含んでいる」として遺憾の意を表明。開会式を巡っては、フランス革命で処刑された王妃マリー・アントワネットをモチーフにしたパフォーマンスに対しても批判が相次いでおり、〝余波〟が広がっている。 開会式での「祝祭」というセクションの中で、派手な女装のドラッグクイーンや、トランスジェンダーのモデルらが一堂に並び、「最後の晩餐」を彷彿(ほうふつ)さ