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  • 成層圏気球 どこまでコントロールできるのか? - 山内正敏|論座アーカイブ

    成層圏気球 どこまでコントロールできるのか? スパイ目的かどうかの議論の前に、基知識を知って欲しい 山内正敏 地球太陽系科学者、スウェーデン国立スペース物理研究所研究員 米国の上空を横断した中国の気球を巡って、米中の対応が加熱し、ブリンケン米国務長官の訪中が直前になって延期される事態となった。どんな理由であれ、領空に気球が入る可能性があるなら、事前の了承を取るのが礼儀だし、少なくとも前もって通告すべきだろう。だが、大西洋に抜けた直後の撃墜など、10年前では有り得なかった米国の反応も気になる。 気球が中国の主張するように気象観測目的だったのか、それとも米国の主張するように軍事目的(なかでもスパイ目的)だったかどうかは現時点(稿執筆の2023年2月11日)では分からない。しかし、関連報道を見ると軍事・緊張視点の論評ばかりで、空気の薄い成層圏仕様の特別な気球「成層圏気球」に関する基情報が完

    成層圏気球 どこまでコントロールできるのか? - 山内正敏|論座アーカイブ
    atsushieno
    atsushieno 2023/02/14
    技術的知見がいろいろ詰まっている記事だった。目的については「あわよくばおいしいところを撮影」という未必の故意で飛ばせるわけだしな、と思う。
  • Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【1】 西村博之とジム・ワトキンスの2ちゃんねる骨肉の争い/上

    西村博之とジム・ワトキンスの2ちゃんねる骨肉の争い/上 Qアノンと日発の匿名掲示板カルチャー【1】 清義明 ルポライター 2021年1月5日、福岡市は行政手続きのオンライン化に向け制度設計プロジェクトのメンバーが決定したことを発表した。その中に見覚えのある名前があった。 西村博之氏、元2ちゃんねるの管理人である。福岡市のプレスリリースは、西村氏が役員を務める元2ちゃんねる関係会社である未来検索ブラジル社の取締役との肩書がつけられていた。 私は少し驚いた。数々の2ちゃんねるの訴訟とそれに敗訴した損害賠償金の未払いや、アンダーグラウンドで有名なサイトの管理人が、政令指定都市の行政のプロジェクトメンバーなのである。西村氏は、かつてカドカワグループの会社の取締役なども務めたこともあるだが、あれはあくまでも私企業の話である。ちょっと例えるならば、エドワード・スノーデンやジュリアン・アサンジが政府の

    Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【1】 西村博之とジム・ワトキンスの2ちゃんねる骨肉の争い/上
    atsushieno
    atsushieno 2022/10/11
    "エドワード・スノーデンやジュリアン・アサンジが政府の仕事をするようなものである。" さすがにその喩えはSnowdenやAssangeに失礼すぎるんじゃないの。ひろゆきは正義の告発者の類じゃないだろうに。
  • 平井大臣「徹底的に干す」よりも本当の問題点 - 赤木智弘|論座アーカイブ

    平井大臣「徹底的に干す」よりも当の問題点 デジタル庁は優れた技術を持つ会社を自ら捨てようとしているのか 赤木智弘 フリーライター 新型コロナ禍の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人観光客や外国人選手の行動記録用に国が開発したアプリの事業費削減に関する問題で、平井卓也デジタル行革担当大臣が、顔認証技術などを開発していたNECに対して「脅しておいた方がよい」「徹底的に干す」「払わないよNECには基的には」などと発言していたことが明らかになった(朝日新聞デジタル2021年6月11日付)。 僕が気になったのはこの問題の「報じられ方」である。 今や暴言は政治家の汚点ではなく美点に? まずは大前提として、こうした強権的な態度は卑劣だし、これを「ラフな表現になった」などと言えること自体が大臣としてふさわしくないと考える。過去の日であれば当然辞任相当の問題発言であるが、第二次安倍政権以降

    平井大臣「徹底的に干す」よりも本当の問題点 - 赤木智弘|論座アーカイブ
    atsushieno
    atsushieno 2021/06/18
    "今の日本人は大臣という権力者による高圧的な発言を「卑怯、卑劣」よりも「立派、頼もしい」と好意的に受け入れている感がある。"という指摘部分が、自民党の愚民化政策のインセンティブ構造をよく示している。
  • 唐突な「厳罰化」議論のどこが危険なのか~新型インフル等対策特措法改正 - 西田 亮介|論座アーカイブ

    高まるコロナ不安、菅内閣支持率は急落 安倍政権末期において新型コロナウイルス感染症が発生し、初動の諸対応、緊急事態宣言の発出と解除が行われたが、内閣支持率は下降トレンドをたどった(一連の経緯は拙著『コロナ危機の社会学 感染したのはウイルスか、不安か』も参照)。菅政権でも短い期間ながら同様のイレギュラーな傾向を反復しているようにも見える。 コロナ禍と並行して、安倍政権終盤には政治スキャンダルが相次いだ。皮肉なことに政権継承を掲げた菅政権でも同様だ。 河井案里自民党参議院議員の公選法違反の有罪判決、大手鶏卵生産会社からの現金授受疑惑がある吉川貴盛元農相自民党衆議院議員の議員辞職、安倍前総理事務所のいわゆる「桜を見る会」疑惑に関連した前夜祭の費用の補槇疑惑での秘書の略式起訴など、古典的な政治とカネの問題が頻発している。 政府に対する不信と不満も日増しに強くなっている。また、厚労省の調査や精神保健

    唐突な「厳罰化」議論のどこが危険なのか~新型インフル等対策特措法改正 - 西田 亮介|論座アーカイブ
    atsushieno
    atsushieno 2021/01/03
    結局「私利私欲で優先順位を付けて政策を展開する」人間は何をやっても支持されないんだよな。強制力の有無にかかわらず。ハサミを持つならその資格のある人間でなければならない。
  • 過去論文の図の引用に使用料を要求されるとは - 山内正敏|論座アーカイブ

    何度か論座で取り上げてきた、学術論文の著作権と専門出版社の寡占化の問題だが(例えば『著作権「過保護」が科学の発展を妨げる』)、この弊害が私の論文の作製にすら影響を及ぼすようになったので、ここで改めて取り上げたい。 科学論文での図の引用に使用料を要求 まず、何が起こったから簡単に述べる。 先月、私は、15-30年後の宇宙科学ミッションで解明すべき課題をテーマにした論文を投稿した。論文の性質上、未解明の関連現象を列記しており、その説明のために観測データの図を多くの過去論文から選んで利用している。日の著作権法であれば「正当な引用」として許可無し使用が認められる内容だ。 ところが、これらの図の使用に対し、原論文を掲載した出版社のうちの2つ(米国WileyとオランダSpringer-Nature)が、図の使用料(1枚1万円以上)を要求してきたのである。これは科学の発展を妨害する歴史的横暴だ。稿で

    過去論文の図の引用に使用料を要求されるとは - 山内正敏|論座アーカイブ
    atsushieno
    atsushieno 2020/08/25
    疑似著作権に基づく請求行為、「横暴」だと犯罪であることが伝わりにくいので、「詐欺」「偽計業務妨害」といった適切な刑法用語を使って表現していきたい。
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