働き方改革の一環として、テレワークを導入する企業も多いことだろう。けれどテレワークでは、オフィスに出社したスタッフとのやり取りは、PCやスマートフォンなどの画面上で展開されるチャットやウェブ会議にとどまる。実際に出社して顔を合わせるのと比べてしまうと、コミュニケーションに不便を感じるのは否めない。 またテレワークが可能なのはデスクワークに関してのみで、身体を動かして仕事をする現場でのテレワークは想像もしない人が多いのではないだろうか。 そんな中、あたかも実際に職場へ“出社”して、同僚と顔を合わせたり身体を使った労働ができたりする分身ロボットが実用化されつつあるのをご存じだろうか。 出社したかのようにテレワークが可能な「OriHime」 身長20cmの「OriHime」は、実際にオフィスへ出社したかのようにテレワークができる分身ロボットだ。利用者はOriHimeを操作することで、遠隔からオフ