韓国政府が「世界初の5G(5世代移動通信)商用化」時期を来年3月に設定した中、米国・中国など「通信強国」が世界初タイトルを脅かす存在に浮上している。 米国では4位の移動通信事企業スプリントが5G商用化競争に加わった。LGエレクトロニクスは15日、「来年上半期中にスプリントに5Gスマートフォンを供給することにした」と明らかにした。スプリント側は「LGエレクトロニクスのスマートフォンが北米で最初の5Gスマートフォンになるだろう」と断言した。5Gを契機に従来の市場勢力図を変えるため、米スマートフォン市場シェア3位のLGエレクトロニクスと移動通信4位が手を握ったのだ。LGエレクトロニクスは「世界最大プレミアム市場の米国で5Gスマートフォン主要供給先を確保したという意味がある」と説明した。 スプリントはソフトバンクの孫正義会長が最大株主の企業で、米移動通信企業3位のT-モバイルとの合併を推進している