「完全自動運転」車両の開発、販売に取り組むTuring(チューリング)は4月23日、ANRIをリード投資家とした複数のベンチャーキャピタル、事業会社、個人投資家からの出資により、プレシリーズAラウンドの前半として30億円の資金調達を実施したと発表した。 ANRIのほか、デジタルハーツホールディングス、DIMENSION、未来創造キャピタル、みずほキャピタル、NTTドコモ・ベンチャーズ、ヤンマーベンチャーズ、Z Venture Capitalなどが出資する。 Turingは、ステアリング・ブレーキ・アクセルといった運転に必要なすべての判断を、カメラから取得したデータのみでAIが行うE2E(End-to-End)の自動運転開発に取り組むスタートアップ。自社開発のマルチモーダル生成AI「Heron」を活用して走行データに存在しない状況でも倫理的に対応可能なシステムを構築し、ルールベースでは到達困