【ドバイ時事】東京都の小池百合子知事は1日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の関連会合に出席し、薄いフィルム型で軽く、ビルの壁面にも設置できる「ペロブスカイト太陽電池」を活用する脱炭素の構想を紹介した。サンプルを手に「東京はあらゆる場所で発電できる世界初の未来都市になる」と強調した。 会合は各国の都市の首長らを集めたもので、こうした会議がCOPに合わせて開かれるのは初めて。ペロブスカイト太陽電池は日本発の技術で、数年以内の実用化が見込まれている。このほか小池氏は、次世代エネルギーである水素を安定供給するための「水素取引所」をつくることにも言及した。 小池氏は会合終了後、記者団に「COPに世界中の首長が参加するようになって感慨深い」と述べた。 [時事通信社]
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