自動化による新たな問題自動ブレーキによる事故が意外にも多く発生しているというニュースが最近話題になっていた。 いわゆる衝突被害軽減ブレーキというもので、人や障害物を検知して自動的に減速を行うシステムだが、これが誤作動するなどトラブルの報告が2017年に82件も国土交通省に寄せられていたらしい。中には歩行者がはねられる死亡事故も発生している。 同省によると、17年に利用者やメーカーから自動ブレーキを巡るトラブルが340件寄せられていて、専門機関が分析したところ、自動ブレーキが十分に作動しなかった88件のケースの中で72件の接触や追突事故が発生。 また、勝手に作動したケースも249件あり10件が事故につながっていたそうだ。同省によると、速度が高い場合や暗闇時に十分に作動しない可能性があり、動画を公開するなど性能を過信しないよう注意を呼び掛けている。 ご存じのとおり、4輪の自動運転化は世界中で急