これまで2回に渡ってCOBOL言語の概要について述べてきました。 例えば、第1回ではCOBOL誕生の歴史や、Javaや.NETなどの他言語と比較した特徴について触れました。第2回では、COBOLの基本的な構文要素やCOBOLコンパイラについて取り上げました。 最終回となる今回は、モダナイズされたアプリケーション開発・運用環境のなかで、COBOLがどのように活躍しているのか、今後どのように進化して行くのかについて、主にマイクロフォーカスによる実装を例にとって解説します。 COBOL開発環境の現状 開発生産性の向上は、メインフレームの世界でのシステム開発の長い歴史のなかでも常に重要なテーマでした。大規模な勘定系システム開発などでは、しばしば数百人のプログラマが参画するような巨大プロジェクトが発生します。 このため10%の生産性向上であっても巨大な利益を生み出します。COBOL言語に関連するCA
2024/3/7 セミナースケジュール「COBOLコンソーシアムセミナー ~ITモダナイゼーションSummit Web Live 2024で開催~」を掲載しました。 2023/12/22 COBOLのはなしに「COBOLの10進数データについて」を掲載しました。 コンソーシアムのご案内の「会長挨拶」を更新しました。 2023/6/2 セミナー資料に「COBOLコンソーシアムセミナー~ITモダナイゼーションSummit Web Live 2023で開催~」を掲載しました。 2023/3/13 セミナースケジュール「COBOLコンソーシアムセミナー ~ITモダナイゼーションSummit Web Live 2023で開催~」を掲載しました。 2022/7/1 セミナー資料に「COBOLコンソーシアムセミナー~ITモダナイゼーションSummit Web Live 2022で開催~」を掲載しました。
長崎県庁が、職員、会計、予算、税務など汎用機上の基幹系システムをLinuxサーバー上に移すダウンサイジングプロジェクトを進めている。利用しているのはOpenCOBOL。日本で生まれ、現在では国際的なコミュニティのもとで開発されている、オープンソースのCOBOLコンパイラだ。 日医の診療報酬システムで生まれたOpenCOBOL 筆者がOpenCOBOLを知ったのは約10年前。診療報酬計算システム「日医標準レセプトソフト」の開発が始まったころだ。日医標準レセプトソフトは日本医師会によりORCAプロジェクトとして開発が進められ(関連記事)、2002年にオープンソースソフトウエア(OSS)として公開された。導入医療機関の数は、全国の病院と診療所の約10%、1万件に達している(関連記事)。OpenCOBOLは、日医標準レセプトソフトのために開発されたCOBOLコンパイラだ。 日医標準レセプトソフトは
GnuCOBOL (formerly OpenCOBOL) is a free, modern COBOL compiler. GnuCOBOL implements a substantial part of the COBOL 85, X/Open COBOL and newer ISO COBOL standards (2002, 2014, 2023), as well as many extensions included in other COBOL compilers (IBM COBOL, MicroFocus COBOL, ACUCOBOL-GT and others). GnuCOBOL translates COBOL into C and internally compiles the translated code using a native C compile
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