はじめに 2007年のクリスマス(UTC)から始まったRuby1.9にはRuby M17Nが搭載されています。Ruby M17Nによって、Ruby1.9は世界中の文字を別々のエンコーディングで同時に扱えるようになりました。この記事ではそんなRuby M17Nを紹介します。 M17Nとは そもそもM17NとはMultilingualizationの略で、多言語化という意味です。頭文字のMと末尾のNの間に17文字あるので、M17Nと略します。同様の略し方をする言葉には、国際化(Internationalization)を意味するI18N、地域化(Localization)を意味するL10Nなどがあります。この略し方はDEC起源で、元々Scherpenhuizenという名前の人のアカウント名を制限6文字以下で名付ける際に、管理者がS12Nと付けたことに由来するそうです。 Ruby1.8の状況 プ
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