図書館で借りた本の記録を、銀行通帳のような冊子に印字して記録できるサービスがある。IT商社の内田洋行が開発した「読書通帳」だ。2010年に山口県下関市の市立中央図書館への導入を皮切りに、現在は全国で100台以上が稼働している。 読書通帳はどのように使うのか。読書通帳機に自分の通帳を挿入すると、自動的に現在貸出中の書籍名、著者名、貸出日が印字される仕組みだ。図書館が管理している蔵書データを参照し、記帳している。 読書通帳に記録する項目はカスタマイズ可能で、本の金額を項目として追加している図書館もある。図書館で本を借りて読むことがどれだけの価値になっているか、どれだけ有効に図書館が利用されているかを、金額という形で実感できる仕様となっている。 読書通帳の運用は各自治体に委ねられている。子ども限定で読書通帳の追加発行を無料に設定している自治体もあれば、発行対象を大人にまで広げている自治体もある。

