太陽光や風力などと比べて安定的に発電する「太陽熱発電」について、日本の大手企業が横浜市に設備を設けて、実用化に向けた本格的な技術開発に乗り出すことになりました。 太陽熱発電の実用化を目指すのは、三菱重工業と日立製作所の火力発電関連の部門がことし2月に統合した「三菱日立パワーシステムズ」で、横浜市にある工場の敷地内に太陽熱発電の設備を建設し、再来年から実証運転を始める計画です。太陽熱発電は、太陽光を集めることで発生した熱で蒸気を作りタービンを回す方式の発電所で、熱を蓄えることで夜間や日ざしのない日中でも発電することから、太陽光や風力などと比べて安定的に発電するのが特徴ですが、設備の建設コストが高いうえ、発電効率が低いことが課題になっていました。実証運転では、効率的に高温の蒸気を発生させたり、太陽の光を集めたりすることでコストを引き下げる技術開発を進めることにしていて、この会社では、火力発電の
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