大阪府議会の議会運営委員会の理事会が開かれ、学校法人「森友学園」をめぐる問題でいわゆる「百条委員会」を設置するかについて協議が行われましたが、第1会派の大阪維新の会と第3会派の公明党が反対の意向を表明したため、設置されない見込みとなりました。 大阪府議会では、24日午前の議会運営委員会の理事会で、第2会派の自民党が、学校法人「森友学園」をめぐる一連の問題について、さらなる真相究明を行う必要があるとして、法律に基づく調査権を持ついわゆる「百条委員会」の設置を提案しました。 その後、府議会では、午後8時ごろから議会運営委員会の理事会が開かれ自民党は改めて委員会の設置を主張しましたが、第1会派の大阪維新の会は「真相究明は必要だが時期尚早だ」として、また、第3会派の公明党は「まずは常任委員会で参考人招致をすればよい」などとして反対の意向を表明したため、百条委員会は設置されない見込みとなりました。