ブックマーク / nosumi.exblog.jp (14)

  • 日本分子生物学会理事のコメント(拙ブログに仮置き) | 大隅典子の仙台通信

    学位審査を含む様々な審査や試験制度は、我々の社会の成立を支える根幹の一つと言っても過言ではありません。たとえ失望を招く結果であっても、皆がその結果を遵守し社会が成り立っています。今回の早稲田大学の調査委員会の結論のように、博士論文が重大な欠陥を含むことは認めながら、間違って製提出された原稿であるとみなし、、、、学位取り消しは無しと判定していては、社会の根幹を揺るがします。全ての職業人はおろか、小学校入学から大学に至るまで受験を経験する幼稚園児から高校生までに、早稲田大学の責任者は一体どのように説明できるのでしょうか。 上村匡

    日本分子生物学会理事のコメント(拙ブログに仮置き) | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/07/20
    分生学会はよく行動してるんだけど、一方で再生医療学会とか笹井氏を表彰してた上原賞とかどうしようもない学会・民間団体が多い印象がある。
  • 学位論文 | 大隅典子の仙台通信

    数日前に学医工学研究科の修士課程学生さん3人が訪れて、STAP細胞論文等についてお話しました。来週、インタラクティブな講義でディスカッションをする予定とのことで、「そもそも<再現性>とは?」「科学と社会の関係」などについて話しました。 「再現性」は科学を生業とする誰もが重要と思っていますが、それは「どの程度」のことなのかは、もしかするとラボによって基準が異なるかもしれないことを指摘しました。例えば「100回の試行」をして、「2回再現」されたらば、それは「再現性があった」と言って良いことなのかどうか? 100回行わなくて「10回の中で2回成功」したら? じゃぁ、「5回のうち2回」だったら??? もしかすると、話が具体的になると、ラボによって基準が異なるかもしれないと話しました。あるいは「コピペ」の問題も、「メソッド(材料・方法)」のパートではどこまで許されるか、分野によっては「イントロ」に

    学位論文 | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/07/18
    早稲田内から見ると博士(先進理工),国内で見ると博士(早稲田),海外から見ると博士(日本)の認定が怪しい。そりゃ中の人は一緒にすんなと思ってても外から見ると見分けがつかない。
  • STAP騒動について海外在住日本人研究者のご意見【追記しました】 | 大隅典子の仙台通信

    おっしゃられる通り、こちらには情報が不足しており、不正確な点や、的外れな点もあるかと思いますが、私の意見を聞いていただいてありがとうございます。以下、少し加筆修正しましたが、これでよければ、大隅さんのブログに掲載していただいて結構です。 研究者も含めて、人々がひたすら理研、CDBの側を責めているのを見ると、とても異常な感を持たずにはいられません。理研も正すところは正し、今後も間違った方向に進んでいるときには、周りから意見することが必要だという点は私にも良く分かります。追試が必要かどうかは、理研と周りの科学者が、科学的根拠に基づいて冷静に議論をするべきだと思います。もし追試の必要性が明らに否定された場合、つまり、STAP 細胞を支持する実験結果が何も存在してなかったことが明らかになれば、追試を中止すべきだというのは正しいと思います。税金を使っているのだから、、、という点も分かります。 私が憂

    STAP騒動について海外在住日本人研究者のご意見【追記しました】 | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/07/10
    今回は毎日新聞とかよく報道してるんじゃないか。典型的な情報不足でもものを言っちゃう人という感じだけど、今回はCDBが捏造対処の基本ルールから逸脱してることも分からないというのは研究者として倫理観不足な気が
  • 小保方さん関連(その4):目利きとしての発生再生総合研究センター | 大隅典子の仙台通信

    註:以下の記事はまだSTAP細胞論文についての疑義が生じる前に書かれたものであり、後半で女性研究者をロールモデルとして挙げることを目的としていますので、このままブログに掲載しておきます。2014年12月26日付で、STAP細胞は存在しなかったことが報告されています。 小保方さんの理化学研、年俸1億円の研究者も? というタイトルの報道を見て、いくらなんでも小保方さん「の」理化学研究所と言われちゃうのは、なんだかなと思いましたので(苦笑)、小保方さんが所属されている理化学研究所発生再生総合研究センターについてご紹介します。

    augsUK
    augsUK 2014/06/04
    当時の浮かれ気分が思い出されるような記事。初期の捏造指摘者はこの空気の中でよくやったよ。
  • 「切り貼り」の一人歩きを憂う | 大隅典子の仙台通信

    予めお断りしておくが、ブログは実名で公開しているものの、その記事は大学や学会など筆者の所属する機関の見解ではなく、あくまで個人の意見である。 1月末にNature誌に発表された2の論文をきっかけに、話はさらに広がってNature誌論文筆頭著者の所属研究機関以外の研究者へも疑義が飛び火した。理研の不正調査委員会委員がすでに発表していた論文に関して、不正の疑いがあるという指摘が理研や他の大学に通報されたのだ。誰がどのような意図をもって「匿名の告発」を行ったのかは不明であるが、くだんのNature誌論文筆頭著者の弁護団からは「捏造・改竄の定義を求める」質問状が理化学研究所に提出されていた。 質問状は、理研の調査報告書が解釈を明らかにしていないため、弁護団との主張がかみ合っていないとしている。理研の規定で改ざんは、「データの変更などにより結果を真正でないものに加工する」と定義されている。これに

    「切り貼り」の一人歩きを憂う | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/05/05
    問題が起こる前から分生学会とかでも捏造や作法について色々やってたけど、ここまで世間に目立つ形でかつ科学者が信頼を失う形で捏造が起こるとは思ってなかっただろうなあ。正当な指摘と難癖の差は外部からは難しい
  • 科学者は競争的すぎる環境に付いていけない | 大隅典子の仙台通信

    では平成7年に「科学技術法」が制定され、国の施策の基に科学技術を据えることにしました。5カ年ごとに「科学技術計画」が定められ、現在は平成23年に閣議決定された「第4期科学技術計画」の元に施策が立てられています。平成28年からは第5期の開始となるので、そろそろ次の計画をどうするか、という話も出始めているようです。 1990年代からいわゆる「大学院重点化」が開始され、科学技術を支えるには博士号を持った人材が必要であるという観点から、大学院生の定員が増やされてきました。そのような大学院生の次のキャリアパスとして博士研究員(ポスドク)がありますが、平成8年からの第1期の計画において「ポストドクター1万人支援計画」が策定され、ポスドクの数も増えることになりました。このようなポスドクの多くは、プロジェクトごとに雇用される有期雇用者です。したがって、5年などの任期が終了すると、次の就職

    科学者は競争的すぎる環境に付いていけない | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/04/26
    ポスト少なすぎとかは納得なんだけど、研究者に求められる素養って真面目でコツコツを超えてある種の狩猟民族的力強さもあると思うんだけどな。割烹着にやられて保守化しすぎるのもどうだろうか。
  • 非効率のススメ? | 大隅典子の仙台通信

    印刷の世界にもディジタル化、電子化が進み、新聞や雑誌の発行部数や売上の減少が取りざたされて久しい。つい最近も「小悪魔ageha」という雑誌が廃刊になった。それを受けて、コラムニストの小田嶋隆氏が日経ビジネスオンラインに寄稿していた。 前振りの「小悪魔ageha」という雑誌が意味したことは何だったかという考察や、出版不況とウナギの漁獲量との比較や、雑誌づくりは漁業というよりは農業というアナロジーも面白かったが、その後の(そこからが題ともいえる)「雑誌の編集の話」がとても興味深かった。

    非効率のススメ? | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/04/23
    雑誌編集者の人減らし以上に、大学院重点化とポスドク1万人計画で若手研究者の立場が悪い方に変化したから、例えデジタル化が無くてもじっくり考える余裕みたいなものが失われたんじゃないだろうか。
  • STAP細胞関連ブログコメントなどより転載 | 大隅典子の仙台通信

    昨日の記事は(ハフポストに転載されたためか)とてもたくさんの方々に読んで頂いたため、「専門家の意見を求む」というお願いに反応されたコメントやメールを頂きましたので、その一部、専門性が高いと思われたものを転記致します。とくに、顕微鏡の自動撮影の際のフォーカス自動合わせの機能に言及した考察などは、現場の実験に詳しい方ならではのものがあります。 なお、頂いたコメントで一部誤解があったようなので念の為に書き添えますが、昨日の記事の中で「ライブ・セル・イメージングが改竄されている」という指摘をしたのではありません。動画が当にSTAP細胞(仮)様のものを示しているのか、勘違い?の可能性は無いか、ということを論じています。 関 由行(許可を得てメールより転載) 関西学院大学理工学部 生命科学科 生殖後成遺伝学分野 1. STAP細胞形成過程における多能性遺伝子の発現変化について。 Nature Art

    STAP細胞関連ブログコメントなどより転載 | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/04/20
    混入と表現するとまた笹井・丹羽の理研コンビがコンタミでは不可能とか話のすり替えを始めるから、すり替え・取り替えという表現にした方がいいと思う。法律上でなく一般の意味でも悪意を感じる実験だ。
  • STAP細胞を前提にしないと説明できない? | 大隅典子の仙台通信

    日はNature論文の責任著者でもあり、理化学研究所発生再生科学総合研究センター(CDB)副センター長の笹井氏の記者会見が都内で行われました。

    STAP細胞を前提にしないと説明できない? | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/04/17
    ずっとES/TSのすり替え疑惑だったはずなのに、笹井氏がコンタミってことにしてるのは、すり替えだとすんなり全部説明がついてしまうからなんだろうな。税金欲しいもんね。
  • 小保方氏会見から得られたもの | 大隅典子の仙台通信

    一日は誰にも平等に24時間しかないので、何かに時間を費やそうと思ったら、他に削れる時間から取ってくるしかない。

    小保方氏会見から得られたもの | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/04/13
    これから何年も法廷闘争をやるつもりでしかけてきているのは明白で、大隅さんがやりたかったリケジョ倍増計画どころか日本の研究自体のダメージを与えることも厭わないからなあ。分生学会も大変だ。
  • STAP細胞騒動から考える「科学論文とは?」 | 大隅典子の仙台通信

    いろいろと説明している間に、「そもそも小中学生には<論文>がどんなものかわからないので、そこからお願いします」ということになって、それなら拙ブログにもきちんと書いておこうと考えた次第。

    STAP細胞騒動から考える「科学論文とは?」 | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/03/30
    大学院生の一本目でも数年かかるというのは結構な問題で、博士取得のためにはD1には投稿していないとみたいな話になることも良くある。それだと、ほとんど修士の結果で博士を取ることになって研究室変更もしにくい。
  • STAP細胞騒動から考える研究広報と科学報道 | 大隅典子の仙台通信

    でノーベル賞受賞でもない生命科学研究者の名前が2ヶ月にわたって一般週刊誌にも載っているのは二度目だったか三度目だったか……。 おそらくこの事例は我が国の科学コミュニケーションの歴史に残ることは間違いなく、10年以上「科学コミュニケーションは科学と社会の健全な関係を構築するのに重要」と言い続けた身として、STAP細胞騒動初期の拙エントリーに対する自戒も込めて記しておきたいと思います。 【追記】「科学コミュニケーション」をどのように定義するのかについては、人によって解釈が種々あると思いますが、私自身は「科学や科学者と市民を繋ぐこと、異なる分野の科学者同士を繋ぐこと、そこに存在するかもしれない齟齬や対立を認識し、必要に応じてその齟齬や対立を可能な限り少なくすること」のように広く捉えています。そのために、研究機関の行う広報活動やメディアの科学報道も科学コミュニケーションの一貫と考えます。サイエ

    STAP細胞騒動から考える研究広報と科学報道 | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/03/22
    女性科学者の発見ということでどう考えても初期に浮かれていたからな。もはや論文ではない状況なのに一週間経っても新プロトコルとか話題が尽きないな。
  • STAP細胞顛末 | 大隅典子の仙台通信

    11jigenさんの検証によりSTAP細胞に関するNature Articleの図に、筆頭著者の博士論文からの図がスキャンしてコピペされていたことがわかり、共著者である山梨大学の若山先生から「確証が持てなくなった」というコメントが出されました。

    STAP細胞顛末 | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/03/12
    論文は撤回で、当事者はおそらく研究業界から追放でも細胞の初期化が体内で起こる(かも)という概念は残る。イメージが悪すぎるのでこれをSTAP細胞とは呼び続けない方が良いと思うが。
  • 小保方さん関係(その8):「リケジョと割烹着」後日談【追記しました】 | 大隅典子の仙台通信

    普段、科学に関心の無い方々まで巻き込むフィーバーはいずれ(オリンピックも開幕したし)収束するとは思っていましたが、さらにハイ・インパクトな話に持って行かれるというのは想定外でした。

    小保方さん関係(その8):「リケジョと割烹着」後日談【追記しました】 | 大隅典子の仙台通信
    augsUK
    augsUK 2014/03/04
    これを書いてた大隈さんが理研への憂慮声明を出すのだから大きな心境の変化があったのだろうな。もういわゆるリケジョを推そうとするたびに小保方さんの顔がちらつくわけだし。
  • 1