住宅の価格高騰と狭さが子どもを産もうという心理を冷やしている。若い世代では理想の数の子どもを持たない理由として「家が狭いから」と答える人が2割を超えた。家の狭さや長い通勤時間が第2子の出生を抑制するという分析も出た。岸田文雄首相の「次元の異なる」少子化対策を効果あるものにするためには空き家活用など住宅政策との連携が欠かせない。専有面積の平均、2LDK不動産経済研究所(東京・新宿)によると、2
職業柄、「よりよいもの」や「よりよい環境」を求める方が多いエンジニア。そんなエンジニアの「家づくり」にはきっと、さまざまなこだわりが詰め込まれているはず。 注文住宅を選んだエンジニアに登場いただく「エンジニア、家を建てる」。第1回はcorocn(土屋貴裕)さんに寄稿いただきました。 5年前から岐阜県でリモートワークを続けているcorocnさん。お子さんの誕生をきっかけに建てた家には、何かと忙しい共働き夫婦ならではの「時短」への工夫が施されています。 岐阜でソフトウェアエンジニアをしているcorocnと申します。 5年ほど前から地元の岐阜でリモートワークをはじめ、今は東京の Leaner Technologies というスタートアップ企業にフルリモート勤務しています。妻と2歳の息子の3人で暮らしており、子育てをきっかけに家を購入しました。 今回はエンジニアならではの観点も含め、フルリモートワ
子どもを保育園に預けたくても預けられない待機児童の問題が深刻ななか、保育園に確実に入れる特典を掲げた賃貸マンションが登場した。物件の競争力を高める手段として、「保育園の入園保証」というキーワードが注目を集めている。 千葉県柏市にある36階建ての賃貸タワーマンション。その3階部分の一角にこの春、認可外保育園がオープンした。同県内に認可保育施設などを展開する保育事業者が運営し、定員は70人。入居契約を結んだ住民が先着順に入園できる。 保育士の配置や面積などの基準は認可保育園に準じているが、あえて認可外にした。認可園だと入園できるかどうか自治体の選考に委ねられるが、認可外なら住民が直接契約できる。 入居の募集を始めた昨年12…
首都圏で駅に近い便利な高層マンションが人気を集める中、局地的に人口が急増して学校の教室が足りなくなる例が出ている。校舎の増築や校庭への仮校舎設置でまかなっているが、やがては児童数が減少に転じる可能性もあり、自治体は対応に苦心している。 大型車が次々に通る道路を、三角コーンを抱えた小学4年生65人が2列に並んで歩く。「おしゃべりは着いてからね!」。引率の浜田耕一教諭(40)が心配そうに声をかけた。 川崎市立上丸子小学校(中原区)の児童たちだ。校舎建て替えのため、仮設プレハブ校舎が並ぶ校庭が使えず、学校から約500メートル離れた多摩川河川敷で体育の授業をしている。 JR武蔵小杉駅に近い同校の校… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きを
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