私は、主席デザイナーになって以来ほぼ毎年、アメリカ大統領の一般教書演説になぞらえた、前年のマジックを振り返り、デザインについての感想を分析する記事を書いてきた。これが、私の14本目の「デザイン演説」の記事になる。(2005年に始めたのは、私が管轄したものが世に出る前のデザインについては評価しなかったからである。)過去の13本の記事は以下の通り。 2005 2006 2007 2008 2009 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 いつもの通り、最初に警告文を載せておこう。1つ目に、これまではデザインとでベロップの間に明確な線引きがあり、この評価を私が直接監督していた仕事だけに集中させることが可能だった。新システム(以下で詳述する)への移行を踏まえて、今後も同じように私が監督していることに集中するつもりだが、過去の「デザイン演説」の