中津高架橋は「私的重要文化財」だ! 十三方面から十三大橋を渡り、 旧中津運河(長柄運河)に架かる浜中津橋を渡った所をますぐ下りて行くと、 (浜中津橋の関連サイト) 『電車のいない橋』 松屋きりん亭 『中津川運河跡を行く~浜中津橋と阪急線』 まちかど逍遥 とても不思議な空間に入って行きます。 ここは中津高架橋の下、まるで時間が止まってしまったような 不思議の国の地下道です。 昭和10年頃の地図です。 この中津高架橋の歴史は古く、昭和7年に完成しています。 ちょうど十三大橋の完成と同じ時期で、十三大橋から大阪駅へ向う途中に現JRの貨物線があるためそれを越えるまでの間、約560メートルが高架道路になったわけです。 この中津高架橋は完成して約80年近く経っています。 それだけで、かなりすごい。 完成当時の様子を、北尾 鐐之助氏が『近代大阪(昭和7年刊行)』で語っています。 以下、『近代大阪』 北尾