生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 それまでは何となく気になる存在だったカワウソを、去年の後半から本気で好きになる必要が生じたこともあり、数か月間、一生懸命に愛してみました。その結果わかったこと。 このひとたちは、とんでもなく面白いです。 カワウソ文学の世界的名著『カワウソと暮らす』で、著者のギャビン・マクスウェルはこのように書いています。 成長しても遊びの習慣を持続する動物はごく限られている。通常の動物は食うこと、眠ること、子を産むこと、またはこれらの目的に関連する仕事に没頭しているものだが、カワウソはこの法則の数少ない例外に属していて、一生のうちのじつに多くの時間を、ときには相手もなしの遊びに費やしているのである。 そう、この動物は、寝ているとき以外は、ものすごい勢いで遊んでいるのだ。真剣に遊んでいる
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