先週金曜くらいから、話し声がいつにも増して聞き取りづらいなと感じていた。 8年目に入った補聴器の経年劣化かと思ったが裸耳でも同様だったので、今日外来と手術の合間に聴力検査をしてみた。 元々低音域だけ残った高度感音難聴*1なのだが、右の低音が少し下がっていた。 十代の頃は60dBくらいだったので、20年で約10dBの悪化。まぁ年齢相応かと思っていた。この数日間での低下幅は、平均聴力の計算式にはあまり関係ないが、残存する低音の聴力をフル活用している自分にとって実際のきこえ方には大きな変化がある。 正直、恐ろしい。 曲がりなりにも社会人として普通に仕事ができているのは矯正聴力が辛うじて人並み (実際は少し下回るが)だからで、まだまだ補聴器で対応できるうちは良いが、今後この難聴が進行すれば今みたいな働き方は難しくなるかもしれない*2。 何より困るのが手術室、会議、そして飲み会など、ノイズのある場面