伊豆諸島の三宅島で、21日夜、月の光による夜の虹を捉えた珍しい写真が撮影されました。 月の虹の写真を撮影したのは、三宅村阿古で飲食店を経営する沖山雄一さん(46)です。 沖山さんによりますと、21日夜9時半ごろから1時間ほど、雨の中、自宅の西にある漁港の上に虹が見えたということで、反対側の東の空には月が見えていたということです。 写真は21日夜10時ごろに撮影したということです。 気象庁によりますと、三宅島は21日夜から22日未明にかけて時折、雨が降って空気中に水滴があったため、ところによって虹が見えやすい状況だったとみられます。 月の虹は「ムーンボウ」とも呼ばれ、国内ではっきりと見えるのは珍しいということです。 沖山さんは、「ムーンボウを撮影できたのは去年8月以来、2回目です。雨の中のムーンボウはことばでは表現できない美しさで心が洗われる思いがしました。夢中で撮影していました」と話してい