この記事の写真をすべて見る 現役時代は中日のエースとして活躍し、引退後は中日、阪神、楽天の監督を歴任した星野仙一さんが、4日に亡くなった。死因は膵臓がん(膵がん)だった。国立がん研究センターがん情報サービスによると、2016年にがんで死亡した372,986人のうち、死亡数が多い部位は、男性1位肺がん、2位胃がん、3位大腸がんで、5位が膵がん。女性1位は大腸がん、2位肺がんで、3位が膵がんで、男女計では膵がんが4位となる。 気づかないうちに進行している膵がん。発見された人のうち、手術が可能なのはわずか2割ほどだ。しかし近年、新しい抗がん剤の登場で、手術可能な患者が増えている。週刊朝日ムック『新「名医」の最新治療 2017』から、最新治療などを解説する。 * * * 名古屋大学病院消化器外科准教授の藤井努医師は、腫瘍内科の範囲である抗がん剤にも精通しており、複数の治療を駆使して患者の余命期
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