AKB48の経済学 Economics Lovers Liveの韓リフ先生が書いた本。「AKB48で経済学?こじつけかな?」と思ったので読んでみた。結論から言うと、ビジネスモデルの説明として非常にうまい解説で納得した(常に成り立つ理屈かどうかは私にはわからない)。 ポイントは AKB48というプロジェクトは、先行プロジェクト「おにゃんこくらぶ」の経験と反省と、現在の経済状況を把握した上で構築されたきっちりとしたビジネスプロジェクトであること プロジェクトの大前提が「不況である」こと 芸能界の入口があいまいであること、人気を誰が作るかがあいまいであるという点を問題視し、そこを透明化していること ファン、AKB48メンバー、プロダクション、コンテンツプロバイダーの誰もがそれなりの利益を得られるようにしている、あるいは、損害に対するセーフティーネットを設けていること AKB48の仕組みは大相撲の