左上から時計回りで、松波、宮本、明神、藤ヶ谷、森下、山口の各氏。現在のガンバには総勢14名のOBが籍を置いている。(C)SOCCER DIGEST 画像を見る 何年かぶりに、懐かしい顔と再会した。 柏レイソル、ガンバ大阪、名古屋グランパスと渡り歩き、昨年末、AC長野パルセイロで現役生活にピリオドを打った明神智和である。42歳とは思えない清々しい笑顔を見せ、新しいチャレンジに胸を躍らせている様子だった。今季から古巣ガンバに舞い戻り、指導者としてのキャリアをスタート。いきなり名門ジュニアユースのコーチに抜擢登用されたのだ。 指導者ライセンスはすでにB級まで有しているが、実際のコーチ経験は皆無に等しい。そんな明神が、中学1年生のチームを担当する。関西全域のジュニア年代でお山の大将だった少年たちが、晴れて正式にJリーグ下部組織の一員となる難しいタイミング。Jリーグで確固たるキャリアを築き、日本代表