【上海=松田直樹】中国ネット通販最大手のアリババ集団が新興企業の追い上げに直面している。足元の業績は拡大を続けているものの、ネット通販の●(てへんに併のつくり)多多(ピンドゥオドゥオ)の利用者は1年で4割増え、アリババの9割弱の水準まで迫る。巨大企業ゆえの課題も出始めており、中期的な成長に響きかねない。ネット通販市場の回復で恩恵「新型コロナウイルスという有事に見舞われたにもかかわらず、成長を
【上海=松田直樹】中国ネット通販最大手のアリババ集団が新興企業の追い上げに直面している。足元の業績は拡大を続けているものの、ネット通販の●(てへんに併のつくり)多多(ピンドゥオドゥオ)の利用者は1年で4割増え、アリババの9割弱の水準まで迫る。巨大企業ゆえの課題も出始めており、中期的な成長に響きかねない。ネット通販市場の回復で恩恵「新型コロナウイルスという有事に見舞われたにもかかわらず、成長を
(黒木 亮:作家) ここ20年ほどの間に、インターネットやネット通販の発達で、生活が飛躍的に便利になった。一方で、個人情報漏洩がしばしば起きている。「お客様の個人情報が漏洩した可能性があります」という企業や役所からのメールを受け取ったことがある人は少なくないはずだ。中でも、クレジットカードや銀行口座などの情報が漏洩したときは、金銭的な被害も発生する。 実はロンドン在住の筆者も2004年に、英国の銀行の口座をハッキングされ、2万4800ポンド(当時の為替レートで約497万円)を勝手に送金されたことがある。幸い、このときはすぐに気づき、銀行に駆け付けて、すべての取引を取り消し、口座番号を変え、キャッシュカードや小切手帳も再発行してもらった。その9カ月後、銀行のコールセンターの職員も含む総勢41人の犯人が逮捕され、内部の人間の手引きによる犯行だったことが明るみに出た。 そうした経験もあり、筆者は
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