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ブックマーク / note.com/sasakitoshinao (4)

  • ツイッターで広がる「共同反芻」こそが、怒りや憎しみの原因だ 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.731|佐々木俊尚

    ■特集 ツイッターで広がる「共同反芻」こそが、怒りや憎しみの原因だ〜〜〜なぜ共感し、寄り添うという善意が憎しみへとつながってしまうのか イーロン・マスクの買収劇をきっかけに、ツイッターというプラットフォームの存在の意味があらためて議論になっています。 少し前に日経のオピニオンサイトCOMEMOに投稿したこの記事でも書いたのですが、ツイッターが最初に流行ったころは単なる「日常のつぶやきを放流するSNS」でした。古株の皆さんならおぼえているしょう、「ランチなう」とか牧歌的なことを書いていた2009年のころのことを。 それが2010年代になると、単なる「つぶやき」だけでなく、ニュースや政治的発言などが流通する巨大な情報流通インフラへと変わっていきました。その後押しになった最大の功績者は、リツイート機能でしょう。リツイート機能は、それまでのSNSとはくらべものにならないほどの非常な拡散力と素早い伝

    ツイッターで広がる「共同反芻」こそが、怒りや憎しみの原因だ 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.731|佐々木俊尚
    auz
    auz 2022/11/22
  • どこの国でも「宗教離れ」が進み、自己啓発に乗っ取られていく 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.689|佐々木俊尚

    上記の記事によるとフランスではカトリック信者と答えたのは23パーセントしかおらず、64パーセントが無宗教。イギリスでは国教会への帰属を表明する人はたったの7パーセントで、70パーセントが無宗教。最も信仰心が薄いのはチェコで、無宗教の人は91パーセントもいるそうです。 アメリカは「宗教国家」と呼ばれるぐらいにキリスト教の強い国ですが、それでもこの数字。ピュー研究所によると、2011年には「自分はキリスト教信者である」と自認している人が75パーセントだったのが、昨年は63パーセント。いっぽうで無宗教の人は18パーセントから29パーセントに増えています。つまりアメリカ人の10人にひとりぐらいが、キリスト教から無宗教にくら替えしたということです。 どこの国でも宗教離れは若者世代に顕著で、もはや次の世代には宗教的価値観は受け継がれることはないだろうと言われています。いっぽうでヨーロッパに流入する移民

    どこの国でも「宗教離れ」が進み、自己啓発に乗っ取られていく 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.689|佐々木俊尚
  • 現代において「平均的であること」は、奇跡的な価値がある 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.679|佐々木俊尚

    特集 現代において「平均的であること」は、奇跡的な価値がある 〜〜無理して成功を求めずに、身の丈だけでうまくやっていく方法 平均値はウソをつく、というのは近年になってよく指摘されるようになりました。「平均」だからといって、それが凡庸で普通のことを指すのではありません。たとえば日人の金融資産の平均の金額は、2人以上の世帯で1400万円ぐらい。単身世帯でも650万円あります。「うちにはそんなにたくさん貯金はない!」と感じる人がたくさんいるでしょう。ゾゾの前澤友作さんのようにひとりで何千億円も持っている超富裕層が入ってしまっているので、平均値が引き上げられているのです。 どこかの居酒屋で今飲んでいる客が20人いたとして、その平均資産額は想像の範囲内でしょう。でもそのお店に前澤さんが入ってきたら、お客さんの資産の平均額は1000億円を超えてしまうのです。 だから最近は、「中央値」のほうが適切だと

    現代において「平均的であること」は、奇跡的な価値がある 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.679|佐々木俊尚
  • 昭和の貧しい人を救ったのは、太平洋戦争だったという驚くべき現実  佐々木俊尚の未来地図レポート vol.669|佐々木俊尚

    昭和の貧しい人を救ったのは、太平洋戦争だったという驚くべき現実  佐々木俊尚の未来地図レポート vol.669 特集  昭和の貧しい人を救ったのは、太平洋戦争だったという驚くべき現実 〜〜これから日の格差・貧困を救うのはいったい誰になるのか 太平洋戦争のころの日で、貧しい農家さんたちの生活を救ったのは実は戦争でした。戦争糧危機におちいるのを恐れ、政府は徹底的にコメ農家を支えたからです。コメの買い取り値段を引き上げ、コメ生産をさらに増やすために「自作農創設運動」を推進しました。それまで地主から田んぼを借りてコメを生産し、ひどく苦しい生活を強いられていた小作農の人たちの生活を安定させることこそが、料の安定につながると考えたからです。 これによって多くの小作農が独立して自作農になり、収入も増えて生活も安定していったのです。 なぜ、「貧しい人々を救ったのが戦争である」という逆説的なことに

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