日立製作所傘下の米日立ヴァンタラ(Hitachi Vantara)が米ウォルト・ディズニー(The Walt Disney Company)とIoT(インターネット・オブ・シングズ)を活用した次世代のテーマパーク運営で提携した。日立が経営資源を注ぎ込むIoT基盤「Lumada(ルマーダ)」を活用し、アトラクションの保守効率を高める。「夢の国」でLumadaの海外展開という悲願は成就するか。 「テーマパークを1つのスマートシティーと捉えて、そこに集まるゲストの方々のハピネス(幸せ)向上を支援し、笑顔を増やしたい」。日立の東原敏昭社長は2019年10月17日、都内で開いた自社イベントに登壇し、ディズニーとの提携の狙いを語った。 提携の中身はこうだ。日立のLumadaを活用し、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートやカリフォルニア州のディズニーランド・リゾートのショーやアトラクショ