ローランド ディー.ジー.は9月3日、デスクトップ用造形機器として3次元積層造形機「ARM-10」と新開発の3次元切削加工機「SRM-20」の2機種を発売した。同社は、この2台の造型機を「monoFab(モノファブ)」シリーズとして、新たなデジタルものづくりのあり方を提案するという。 3次元積層造形機ARM-10は、紫外線発光ダイオードを光源とするプロジェクターから順次照射して樹脂を硬化させる光造形3Dプリンター。プロジェクターによって面を硬化させるため、点で硬化する方式に比べて造形にかかる時間が短いのが特長。また硬化した樹脂を引き上げながら積層する「吊り下げ方式」を採用したことにより、使用する樹脂量を抑えることができる。
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