米航空宇宙企業ARCA Space Corporationは12月24日(現地時間)、SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の空飛ぶスケボー「ホバーボード」のように人を載せて空中に浮く電動飛行マシン「ArcaBoard」を発表し、予約受付を開始した。価格は1万9900ドル(約230万円)で、2016年4月15日から出荷の予定だ。 トヨタ自動車のレクサスもホバーボードを開発中と発表したが、レクサスの磁気を利用した浮上技術と異なり、36個の強力な電動ダクトファンの回転で浮上する。145×76×15センチ、82キロの本体のほとんどはこれらのダクトファンとバッテリーで構成されており、110キロまでの重さの物体(人間)を載せて地表から最高30センチの高さで浮き、最高速度は時速20キロ。 記事末に転載したデモ動画(乗っているのはドミトルー・ポペスキュCEO)を見ると、バランスを取るのがやや難しそう