が'15年秋をメドに、現在の虎ノ門4丁目(港区)から六本木3丁目(同)に移転する。 かつて日本IBM本社ビルとヴィラフォンティーヌ六本木アネックスビルがあった跡地(六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業)で、そこに地上42階のビルが建てられ入居することになった。 現在は本社周辺の複数のビルに関連会社が分散している。それらを一カ所にまとめて、効率を上げるのが第一の目的。さらに、放送マスターを最新設備に更新させる狙いもある。 「テレ東は30年前、東京タワーのビルから虎ノ門の本社ビルに移転したが、いまの物件は日経新聞の所有。保有不動産といえば天王洲スタジオだけの身軽さだから、いつでも移転できる。他局ではこうはいきません」(テレビ業界事情通) ただし移転費用はバカにならず、180億円程度を見込んでいるという。それだけの資金が掛かるため、よほど決算がいいのか。いや、実際はさほどでもないのだ。 先日