ネットを見ていて、ずっと疑問に思っていたことがある。 ネガティブな感情が、異常に敵視されていることだ。 「他人を不快にさせてはいけない」 「怒りは人を傷つけるから、持ってはいけない感情だ」 「ネガティブな思考なんて毒にしかならない。ポジティブにいこう」 字面だけを見ると、「それはそうだ。その通りだ」と多くの人が思うだろう。(実際、賛同する意見をよく見る。) でも、自分はこういう言葉がすごく疑問だった。 どれだけ醜くても汚くどす黒くても、どれほど理不尽で身勝手で愚かでも、考えるだけなら死ぬほど考えていいと思う。 「あいつに嫉妬する。何であんな奴が、みんなからチヤホヤされるんだ。認められるんだ。おかしい、世の中おかしい!!」 「世の中はどうしてこんな不公平なんだ。こんな世の中、ぶっ壊れればいい」 「あいつが死ぬほどムカツク。あんな奴、死んだって誰も悲しまない。なんで生きているんだ」 「ああいや