ボタンエビはエビの中でも高価な種類で、他のタラバエビの仲間(トヤマエビなど)もボタンエビという名称で流通しますが、本種は「本ボタンエビ」という名称で区別されて流通しています。 ボタンエビの名称で流通することがあるトヤマエビが日本海側で見られるのに対し、本種は太平洋側に生息しています。 ボタンエビについて! ボタンエビは体長20cm程度にまで成長する十脚目タラバエビ科タラバエビ属のエビです。 ボタンエビは生きている個体は半透明な明るい橙色をしており、死後は黄色強く現れます。 腹節の側面に赤色の不規則な斑点があり、これが牡丹のように見えることが名前の由来という説と、体色が牡丹のようだという説があります。 ボタンエビを正面から見ると上のようになります。 歩脚は体色と比べると薄い赤色をしており、先端部は橙色になります。(死後は歩脚が体色と似たような橙色になります。) オス⇒メスへと性転換を行う種類