10月6日から戸塚CCで行われたキヤノンオープン初日。石川は1イーグル、7バーディ、2ボギーの65で周り、今季最高の2位でスタート。翌日のテレビや新聞でも大きく扱われた 男子ゴルフの視聴率が低迷している。 コカ・コーラ東海クラシックまでの17試合を終えてもいまだに二桁の数字に達した試合が1つもない。今季最高は開幕戦の8.6%(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ。10月7日現在)。この4年間で秋口まで二桁視聴率がなかったのは初めてのことだ。 男子の視聴率の浮沈を左右するのはなんといっても石川遼の成績である。つまり視聴率の低迷は今季の石川の苦闘ぶりが現れた数字だとも言える。 石川が予選落ちした試合の最終日は4試合平均で5.675%。一方、予選を通った試合は7.52%と優勝争いに絡まずとも顕著な差が生じている。先月のパナソニック・オープンでは、大会3日目の中継内容があまりに人気選手に特化し過ぎ