広島市南区にある、自動車メーカー「マツダ」の社員寮で14日、社員の菅野(すがの)恭平さん(19)が頭から血を流して倒れているのを同僚が見つけた。16日の司法解剖の結果、頭部や顔を殴られたことによる失血死と判明し、広島県警は殺人事件とみて捜査を始めた。 県警などによると、14日午後4時15分ごろ、同市南区向洋(むかいなだ)大原町の「大原寮」2階の非常階段踊り場に、菅野さんが仰向けで倒れていた。すでに意識はなく、運ばれた病院で死亡が確認された。近くに菅野さんの身分証明書が入った手提げバッグが落ちており、自室も荒らされた様子がなかったという。 県警やマツダ関係者によると、菅野さんは昨年4月に入社。事件現場となった、男性向けの独身寮に住んでいた。プレス用の金型をつくる仕事に従事しており、13日の夜勤を終え、14日早朝に帰宅。その後事件に巻き込まれたとみられ、死亡推定時刻は14日午後だった。寮はオー
![マツダ社員寮で19歳死亡 殴られ失血死、殺人事件か:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df35870b3e316153ce8ea4003c61fd2e742df1c0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20160916005112_comm.jpg)