1世帯当たりの平均所得金額は2017年に551万6000円と、4年ぶりに前年を下回ったことが厚生労働省が7月2日公表した国民生活基礎調査で分かりました。「生活が苦しい」と答えた世帯も57.7%と、4年ぶりに増加しました。 平均所得の推移・グラフ(厚労省の2018年国民生活基礎調査より) 全世帯の所得の平均は、前年の560万2000円から8万6000円減(-1.5%)。高齢者(65歳以上)世帯は334万9000円で、前年から16万3000円増(+5.1%)、児童のいる世帯は743万6000円で、前年から4万8000円増(+0.5%)でした。 平均所得の推移・数値(厚労省の2018年国民生活基礎調査より) 全世帯の「平均」は551万円ですが、「中央値」は423万円。「100万円~200万円未満」と「200~300万円未満」がそれぞれ13.7%、「300万円~400万円未満」が13.6%と多く、