ジャニー喜多川氏の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所は5月26日、「コンプライアンス遵守、再発防止策の確実な遂行を含めた経営体制の改善と強化」を目指し、3人の社外取締役が7月1日付で就任予定だと発表した。 その一人が、今年のWBCで侍ジャパンのヘッドコーチを務めた白井一幸氏(62)である。だが今回、白井氏が北海道日本ハムファイターズのコーチ時代に、チームで原則禁止されていた選手との会食を頻繁に行うなどし、球団内部で問題視されていたことが「週刊文春」の取材でわかった。
前出の捜査関係者によると、山川は警視庁の聴取などに「親しい仲だった」「同意はなかったが無理やりではない」などと釈明しており、「文春オンライン」の直撃取材に対しても、「絶対無理やりではない」と強く否定している。また、女性との関係については、「知り合いとかも交えて飲んでいた仲で、仲良しでしたし」と説明している。 一方の女性は「何度も断ったが無理矢理押し倒された」などと主張しており、処罰感情は極めて強いようだ。 被害者とされるのは、山川の知人で、現在は歯科医院の受付をしているA子さん(20代)。山川は2017年に大学時代の先輩だった元ソフトボール選手の女性と結婚し、子供もいる一児のパパだが、なぜ2人はホテルの一室でトラブルに発展してしまったのだろうか――。 事件の深刻さを受け、山川の知人が絶対匿名を条件に2人の関係について重い口を開いた。曰く、「元々は既婚者である山川選手がかなり強引に口説いてい
◆ その日、埼玉西武ライオンズは本拠地ベルーナドーム(埼玉県所沢市)で千葉ロッテとのナイターゲームを戦った。けがから復帰間もない山川が打席に立つたびにファンは3度の本塁打王に輝いた主砲の一発に期待し大きな声援を送ったが、この日山川のバットから快音が聞かれることはなく、西武も敗れた。 試合終了から2時間近く経過した夜遅く、東京都内の山川の自宅前で記者が待っていると、高級車から山川が姿を現した。「NO SMOKING」と書かれた黒のロンTに、首には複数のアクセサリーを付け、ガタイの良さも相まっていかにも本塁打王といった風格だ。 「『文春オンライン』です。A子さんはご存知ですね?」と声をかけると、山川は驚いた表情で、「はい」と返事をし立ち止まった。 警察から聴取を受けたのは「事実」 ――警察から聴取を受けていると聞いています。そのことについてお話をうかがいたい。警察からの聴取を受けたのは事実です
強制わいせつ致傷容疑で警察が被害届を受理 昨年、東京都内のホテルで知人女性に対して性的な暴行を加えていたとして被害届が出されていることが文春オンラインの取材で分かったのだ。 「女性は膣内やその他下半身などから出血するほどのけがを負っており、警察は強制わいせつ致傷容疑で被害届を受理した。怪我の具合はひどく、女性の山川へ対する処罰感情は強い。すでに山川には事情聴取が行われ、現在は捜査が進められている」(捜査関係者) 那覇市出身の山川は、2014年にドラフト2位で西武ライオンズに入団。その後は順調にチーム内で徐々に足場を固めていった。スポーツ紙記者が解説する。 「山川選手は甲子園への出場経験はなく、大学野球も名門とはいえない岩手県にある富士大学出身です。しかしその時々で結果を残し、実力のみでプロまでのしあがりました。 入団以降、数年は一軍と二軍を行き来していましたが、2017年ごろから持ち前の長
渡辺明名人が名人4連覇なるか、藤井聡太竜王が史上最年少名人、かつ史上最年少七冠なるか――。 第81期名人戦七番勝負第1局が、4月5・6日に目白のホテル椿山荘東京で行われた。 振り駒で先手になった渡辺が凝った作戦を見せた。角換わりの出だしから角道を止め、雁木と矢倉の両天秤に掛けたのだ。だが藤井も考えることなく指し手を進め、12手目に端歩を突き、さらに桂を跳ねて急戦を匂わせる。渡辺はそれに備えて銀を上がるが、藤井の応手を見て雁木にする。明らかに事前に準備している手順だ。
連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合)が3月31日に最終回をむかえた。本作は、長崎・五島列島で「ばらもん凧」に出会い、空にあこがれたヒロイン・舞(浅田芭路/福原遥)が、人力飛行機のパイロット、航空学校でパイロットの訓練を経て、家業のねじ製造会社を再建、町工場どうしをつないで東大阪を盛り上げるため起業。そして、未来の乗り物「空飛ぶクルマ」の開発に携わるという物語だ。 「空」をキーワードに、これほどたくさんの要素を盛り込んで、全てがひとつにつながり「舞いあが」った最終回。これまでに舞が関わった人々が見守る中、舞の「空へのあこがれ」の原点を授けた祖母・祥子(高畑淳子)を乗せ、五島の美しい島々を眼下に、舞が操縦する「かささぎ」が飛ぶ。半年間の物語の大団円を、たくさんの視聴者が感無量で見届けた。
高市氏といえば昨年もこんな騒動があった。 『高市大臣の「8割大陸」発言、曖昧決着は許されない』(ニューズウィーク2022年10月17日、藤崎剛人) 《「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」とツイートし、高市氏の講演で聞いたと述べた三重県議は発言を撤回、当の高市氏も曖昧な否定で収めようとしているようだが、その真意はフェイクニュースによる世論操作だったかもしれず見逃せない》 これも「言った言わない」で揉めていた。もしかして高市氏は適当に名前を使われやすいキャラなのだろうか。それならご自分の名誉のためにも積極的にいろいろ検証したほうがよいのでは。 なぜ「8年前の文書」が流出したのか? 今回はそれ以外にも注目点がたくさんある。たとえば「なぜ今、8年前の文書が出たのか?」。この点に関する“見立て”の数々が興味深いのだ。まず最初は“高市潰し”説。
世間で流布する「働かないおじさん」という言葉。こうした流行り言葉は、ときに当事者たちに“多大な悪影響”を招くことをご存知だろうか? 50代おじさんたちが立たされている窮地、そして過剰な「働かないおじさん」報道の問題を、健康社会学者の河合薫氏の新刊『50歳の壁 誰にも言えない本音』より一部抜粋してお届けする。(全3回の1回目/#2、#3を読む) 働かないおじさんは「呪いの言葉」 「働かないおじさん」という世間に流布する言葉は、ただの言葉ではありません。人の内面に入り込み、周りに伝染させる威力を持つ、「呪いの言葉」です。 「あれこれ試してみたんですが、ダメですね。っていうか、客観的に見ると、私も何もしていないと思われているんじゃないかって。私がここにいること自体がお荷物なのか? 周りとか関係ないと思えば思うほど、気になってしまうんです」 こう切り出したのは、某大手企業に勤めていた白木さん(仮名
「会社から各店舗に対して、『12月も暖房の使用を控えるように』との趣旨のお達しがありました。雪が多い地域の店も一律です。もともと冷暖房使用に厳しい社風で、春や秋は禁止ですが、今年は『節電』を理由に12月も解禁しなかったんです。夕方以降は極寒で凍えそうです」 都内の店員Bさんもこう語る。 「お客さんから『寒すぎる』と何度もクレームが来ました。しかし、上の命令には逆らえず、使い捨てカイロで耐えています」 例外的に使用が許されることもあるが、障壁があるという。東海地方のパート店員Cさんが事情を話す。 「店長から地域の責任者に『寒い』と相談すると、一時的に最低限の19度とかで許可が出ることもある。しかし店長も会社の方針との板挟みになって、上にはなかなか言えない。結局、みんなで我慢しています」
古都・京都は四方を山に囲まれた盆地にある町だ。そのせいで冬は寒くて夏は暑いという、なんでこんな場所に都を置いたのかと古の人に文句を言いたくなってしまう。が、昔の人にとってはそんなことはたいした問題ではなかったのだろう。四方が山に囲まれている方が、守りにはよい。 そんなわけで、平安京の時代から1000年経ったいまも、京都から他の町に出るためには山を越えなければならない。たとえばJRの新快速に乗って東、府県境を跨いで滋賀県に向かおうとすると、東山トンネルと新逢坂山トンネルというふたつのトンネルを抜けることになる。 ふたつのトンネルに挟まれた山科という駅を挟んで約10分。滋賀県に入って最初の駅が、県都大津市のターミナル・大津駅である。
2017年のドラフト1位で広島カープに入団した中村奨成捕手(23)が、SNSで出会った女性を妊娠させ、中絶を求めてトラブルになっていることが「週刊文春」の取材でわかった。 広島県出身の中村は、地元の広陵高校3年時の2017年、3番・捕手として夏の甲子園に出場。6本の本塁打を放ち、清原和博氏が持っていた1大会の個人最多本塁打記録(5本)を32年ぶりに更新。チームの準優勝に貢献した。 181cm、81kgの大型捕手として期待を一身に集めたが… ©共同通信社 同年のドラフトでは、清宮幸太郎や村上宗隆など名だたるスラッガーが居並ぶ中、2球団からドラフト1位指名を受け、広島カープが交渉権を獲得。契約金1億円に出来高分5000万円、年俸800万円(推定)で入団した。 強打に加え、俊足・強肩の大型捕手としてファンからも大いに期待されたが、 「入団して5年間で本塁打は2本のみ。今年のシーズンは27試合の出
図面は2014(平成26)年10月に作成されたものと、その後に書きかえられたもの。いずれも校舎1階の図面と3階の図面の双方に「名誉校長室」と記された部屋があるのが分かる。相澤氏が今回、改めて理事長だった籠池泰典氏に話を聞くと、こう回答した。 「それはねえ、昭恵さんは本校の終身名誉校長という位置付けでしたから、それにふさわしい部屋を用意したということですね」 ――専用の部屋を2つも用意するというのは破格ですね。 「3階が本来の名誉校長室で、来賓との応接も考えて校舎内の一番いい場所を確保しました。でも、そこは子どもたちから遠い。せっかく現職首相夫人が名誉校長を務めるんですから、児童や職員とも親しく接してほしいじゃないですか。だから1階の職員室のそば、子どもたちが来やすい場所にも名誉校長室を設けたんです」 相澤氏が入手した設計図。①の部分に手書きで「名誉校長室」と記してある。 当時、首相の妻だっ
この「反論する安倍さん」の数日後に出た朝日新聞と読売新聞の記事が面白かったのだ。まず朝日。 『「アベノミクス批判するのか」安倍氏怒りの電話 許せなかった言葉』(朝日新聞デジタル6月2日) 《5月19日、自民の財政再建派を中心とする財政健全化推進本部の会合後、安倍氏(67)は、自らの派閥に属する越智隆雄・元内閣府副大臣(58)の電話を鳴らした。「君はアベノミクスを批判するのか?」。声は怒気をはらんでいた。》 越智氏は「批判はしていません」と言ったが、安倍氏は「周りはアベノミクスの批判だと言っているぞ」と迫ったという。 さらに読売ではこんな記事が。 『政権占う「安倍・麻生・菅」…政策・人事 影響力健在』(6月5日) 《「私と麻生さんがやってきたことを否定するんですか」 5月23日、元首相の安倍晋三(67)は議員会館の自室に呼んだ元財務相の額賀福志郎(78)に険しい表情でこう迫った。》 今度は額
「メンバーが倒れたり、車椅子でうなだれたり…」 新作映画で加速する日向坂46の“AKB化” ファンが知らないメンバーの「裏の顔」を見せるのは必要か
今季から北海道日本ハムファイターズの監督をつとめる新庄剛志氏(50)が2006年にドーピング(薬物使用)検査の結果、陽性反応が出ていたことが、ジャーナリスト鷲田康氏と『文藝春秋』の取材で明らかとなった。06年当時、日本ハム球団代表だった小嶋武士氏が事実関係を認めた。 ◆◆◆ 06年4月18日オリックス戦でシーズン第2号本塁打を放った新庄監督は、「28年間思う存分野球を楽しんだぜ。今年でユニフォームを脱ぎます打法」と、突然、現役引退を表明する。実は、この劇的な引退宣言の裏で、薬物問題が起きていた。 「覚醒剤成分の検出」との衝撃的な報告 日本のプロ野球界では、2006年からドーピング検査がスタート。ただし、初年度は日本野球機構(NPB)と選手会の間で、違反行為が見つかった場合も氏名非公表、罰則なしとの合意がなされていた。 「開幕直後にNPB初のドーピング検査が行われ、その対象となったのが日本ハ
5月27日午後8時頃、都内のスーパーに人目を引く1組のカップルが買い物に訪れた。すらっとした体型の男性は、茶髪とマスクの間から涼し気な目元がのぞいている。ピンクのチェックシャツがよく似合う。 腕に絡みついて上目遣いで男性を見上げる女性の人差し指には、メゾンマルジェラのシルバーリングが輝いている。
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