アニメーションの制作会社が多い東京・杉並区に、アニメの制作者とファンが集うことのできる複合施設が、設けられることになりました。 この複合施設、「阿佐ヶ谷アニメストリート」は、JR東日本の用地の利活用などをする会社が、杉並区の阿佐ヶ谷駅の周辺の高架の下に設ける計画です。 およそ2000平方メートルの敷地に、アニメの制作会社や編集スタジオ、それにクリエーターの養成学校などを誘致する予定です。また、キャラクター商品の販売店やカフェなどファンが集うことのできるおよそ20の店舗も入る見通しで、今はテナントを募集しています。 東京・杉並区には、アニメーションの制作会社が70社あり、全国でも練馬区に次いで多い地域です。アニメストリートは、こうした特長を生かして、制作者とファンが集う全国的にも珍しい施設を目指したいとしています。 また、観光地としてだけでなく、制作者を目指す若手の育成につなげていくねらいも