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ブックマーク / agora-web.jp (4)

  • アゴラ : 携帯通信機メーカーにガラパゴス化の反省はあるのか? - 松本徹三

    一昨日の日経の第一面トップには「携帯、海外販売に再進出」という大きな文字が踊っており、NECパナソニック、シャープ、東芝、富士通などの海外市場への再進出が華々しく報じられていました。日のメーカーにもっと海外市場に進出してほしいという思いが人並み以上に強い私にとっては、それはそれで嬉しいニュースではあるのですが、問題はその記事の内容です。 過去に起こったことに触れたところには、「日が世界に先駆けて2001年に導入した第三世代(3G)携帯電話は、海外での普及が遅れ、軒並み苦戦」と、あたかも「日技術的に進んでいたのに、海外市場がもたもたしていたのでうまくいかなかった」と、責任転嫁をするかのような文章しか書かれておりませんでした。こんな認識では、また失敗を繰り返すのではないかと、私は危惧します。 例によって、日経は、十年一日のごとく、「日が先駆けて」と誇らしげに書いていますが、世界標準

    アゴラ : 携帯通信機メーカーにガラパゴス化の反省はあるのか? - 松本徹三
  • 記者クラブという金食い虫 - 池田信夫

    民主党は、官房長官などの記者会見を記者クラブ以外にも開放する方針を打ち出しています。これは当然のことですが、この機会にメディアの側も記者クラブを見直してはどうでしょうか。欧米にもpress clubはありますが、文字どおり記者会見などのときだけ使われるクラブで、各社の記者が24時間はりついて家賃も電気代も役所もちで、一緒に麻雀するような奇習は、世界のどこにもありません(韓国も廃止した)。それは官民癒着の象徴であるばかりでなく、経営の苦しくなってきたメディアにとっても重荷になっているのです。 私がNHKに勤務していた15年以上前から、社内でも「あんなにたくさんクラブに要員を貼り付けるのは無駄だ」という批判がありました。特に効率が悪いのは社会部で、当時は警視庁だけで30人近い記者がクラブにいました。警視庁だけではなく、6つの方面部にそれぞれ数人の記者がいて、警視庁キャップは部長なみの権力をも

    記者クラブという金食い虫 - 池田信夫
  • 麻生「押込」の構造 - 池田信夫

    ここ数日の自民党の騒ぎを見ていると、近代的な政党政治より、時代劇の「お家騒動」を連想してしまいます。一般には、武家というのはきびしい身分秩序で上意下達になっていたと思われていますが、笠谷和比古氏が『主君「押込」の構造』で示したように、実際の武家では無能な主君を家臣が監禁したり引退させたりする慣行がありました。それに照らしてみると、今回の「麻生『押込』」騒動は、伝統的な日的組織の特徴をよく示しています。 まず普通の政党で考えられないのは、最高意思決定機関である総裁の決定が最終決定とみなされず、「解散の詔書に署名しない」という閣僚まで出てくることです。日の組織で大事なのは組織の「総意」であり、それを集約しないで総裁が解散を決めても――それがたとえ法的手続きにのっとっていても――党員が認めないというのです。つまり日の組織の意思決定は(こんな緊急時にあっても)ボトムアップでなければ正統性をも

    麻生「押込」の構造 - 池田信夫
    azai76
    azai76 2009/07/18
    今回の「麻生『押込』」騒動は、伝統的な日本的組織の特徴をよく示しています。
  • オーストラリアにおける「不都合な真実」の悲惨な結末 - 矢澤豊

    今年の2月7日前後に、オーストラリアのヴィクトリア州で大規模な山火事(ブッシュファイア)が同時発生し、200人近くが死亡、約500人が重軽傷を負い、約2,000世帯が住まいを失うという大惨事がありました。 私が当地香港で所属するラグビー・クラブには多くのオーストラリア人がいるので、あの時期は、「(家族や友人は)大丈夫だったか?」というのが挨拶代わりになっていました 。 幸い私の周りには、身内や知り合いに直接被害を受けた人はいませんでしたが、知り合いのオーストラリア人弁護士が吐きすてるように言った次の言葉が印象に残りました。 「バカなグリーニーたち(Greenies=環境保護主義者)の責任だよ。」 どういうことか聞いてみると、つまり次のようなことだったのです。 主に中国経済に牽引され好景気が続いたオーストラリアでは、ちょっとした不動産ブームがすすみ、ここ数年間に郊外エリアの外環部での宅地造成

    オーストラリアにおける「不都合な真実」の悲惨な結末 - 矢澤豊
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