開発プロセスの中でいつ、誰が(左側が開発、右側がテストを示す)、どんな役割を果たすべきか、を順序立てて表したモデルで、Androidテスト部におけるワーキンググループも、この右側を上下に分割する形でカテゴライズしています。お察しの通り、これまでの連載では、このVモデルにおける下層の部分、ユニットテスト(単体テスト)と結合テストに当たる部分を主に取り扱ってきました。 連載第7回では、このV字モデルから「ユーザーフィードバック」を少しはみ出させた形の何字(筆記体のV?)とも形容しがたい、でも、実際のBtoC向けスマホアプリによくある形の開発プロセスと、それにまつわるテストレベルを考えてみたいと思います。 「非機能要件」って何ですか? 上層のテストに取り掛かるとき(本当はプロジェクトが始まるときが望ましいのですが)最初に考えるべき要素に、「その製品がどうなっていたら“良い”と言えるのか」という品
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