「著作権を侵害している」という批判も寄せられたことから、エヴァンゲリオン版権元にもNERVアカウントと併せて使用の許可を求めている。 「非営利であり、社会的に意義のある活動ということでOKしました」(エヴァンゲリオンシリーズの著作権を管理するグラウンドワークスの神村靖宏社長) ■速さの秘訣は専用線と独自のプログラミング 震災以降、より早く、多様な情報をツイートするためにNERVのプログラムは改良が重ねられてきた。 情報収集は石森さんが経営する会社・ゲヒルンが担う。ゲヒルンは、テレビ局などと同様に気象庁に専用線を敷いており、気象庁が地震速報や気象警報などを発信すると、それをダイレクトに受け取れる。気象庁が発表した情報をゲヒルンが受信し、NERVがツイートするまでにかかる時間は約1秒。テキストは当然自動で生成されるが、情報の種類や規模によってさまざまなパターンがある。例えば巨大地震が起こった場