#1:コンサルタント 大企業は別にして、一般的な企業はITプロフェッショナルを社内に抱えておきたくない、あるいはその人数をできる限り抑えたいと考えている事実に目を向けてほしい。これはITオタクがみんなから嫌われているためではなく、ITプロフェッショナルの人件費が高く、IT部門が肥大化して中央集権的になると「ノー」という答えばかりを返しがちになるためである。彼らは進歩を支援するのではなく、進歩の妨げとなってしまうのだ。その結果、従来のIT管理やサポートといった仕事はほとんど社外のコンサルタントにアウトソーシングされるようになってきている。 こういったコンサルタントは、大規模な多国籍コンサルタント企業から、地元中小企業の雇われIT部門として働く独立コンサルタントまでさまざまである。また、IBMやHewlett-Packard(HP)、AmazonのAWS、Rackspaceなど、データセンター