とかく日本を去った台風の行方は、その後語られることが少ないものですが、気にして跡をたどってみると、太平洋を横断してアメリカ大陸に到達しているものが少なからず存在します。 今回日本に死者・行方不明者80人超という、甚大な被害をもたらした台風19号もまたその一つで、温帯低気圧となり、アラスカなどに大荒れの天気をもたらしています。 19号の経緯台風19号は、12日夜、強い勢力で静岡県に上陸、その後神奈川、東京などを進み、13日正午に日本の東で温帯低気圧に変わりました。箱根では24時間に922.5ミリの雨が降り、8年ぶりに24時間の国内観測記録を更新したほどでした。 気象庁の天気図に筆者加筆19号のその後の足取りを天気図からたどってみると、13日には北海道沖に進み、以後北東に進んで、15日時点ではシベリアとアラスカの間のベーリング海に到達しているのが分かります。中心気圧は952hPaで、台風として
最古の「忠臣蔵」映画18日上映 「奇跡」新フィルム 京都で発見、編集復元 2019年10月16日 10:02 「忠臣蔵」の現存最古の映画が18日、京都市内で上映される。二条城の西南にあった二条城撮影所で、1910(明治43)年代に撮られた尾上松之助主演の白黒無声映画。2015年に京都で発見されたフィルムを交えた「デジタル復元/最長版」を披露する。発見者の活動写真弁士、片岡一郎さん(41)=東京都=が15日会見し、「これほど古いフィルムが見つかるのは奇跡。京都との関わりも知ってほしい」と語った。 京都初の撮影所として1910~12年に稼働した二条城撮影所。そこを拠点に撮られた「忠臣蔵」は、二条城を赤穂城に見立ててロケをした場面もある。 牧野省三が監督・総指揮を務め、場面ごとに撮影を繰り返していたとされる。本来は無声映画だが、コピーを重ねて、戦後に音声が加えられたフィルム2本(42分と74分)
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