この画像を大きなサイズで見る 西暦79年に発生した壊滅的なベスビオ(ヴェスヴィオ)火山噴火により、失われた古代ローマの都市はポンペイ以外にもいくつかある。ヘルクラネウムもその1つだ。 約2000年前のヘルクラネウムの炭化した巻物に書かれている内容を解読するため、ケンタッキー大学はコンピューター科学者たちを総動員した。 さらに巻物から判読可能な文字を見つけ出した研究者に賞金を出す「ヴェスヴィオ・チャレンジ」を実施した。 その結果、巻物の中の文書の1つから最初の単語を解読することに成功したそうだ。 2000年前の巻物から判読できる単語を発見 西暦79年、ベスビオ山が大噴火を起こし、その爆風がヘラクラネウムの町を襲ったとき、大邸宅の図書室にあったおびただしい古代の巻物を焼き尽くし、古代ローマの町を灰と軽石で埋め尽くしてしまった。 この大災害で、巻物は永久に破壊されたかにみえた。だが、それから20
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