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  • 京都の有名書店はなぜ閉店に追い込まれたのか──書店の永遠のテーマ「棚と経営」を考える 評者◆パルナ書房・久野敦史|図書新聞

    ▼京都のJR丹波口駅前の書店・パルナ書房が4月25日に閉店した。出版業界では「時代小説のパルナ書房」として名が通った同店がなぜ閉店することになったのか。代表取締役の久野敦史氏は、日のマクロ的な社会状況の変化やインターネットの普及、近代家族という問題が相まって閉店という「決断」を余儀なくされたと言う。その話を聞く一方で、書店が抱える永遠のテーマ「棚と経営」という問題も改めて浮き彫りになった。ここではパルナ書房の生い立ちから閉店までの経緯を辿りながら、「棚と経営」について考えてみたい。 ◆第1部 パルナ書房の歴史 パルナ書房は、1945年の終戦直後に久野敦史氏の祖父が創業した新刊書店。敦史氏は1996年、父の他界後に3代目として事業を継いだ。「どうして祖父が屋を始めたかは聞いていない。当時の記録がないので、祖父の代のことは分からないことが多いが、京都・西院の六角にあった長屋の一角で屋をや

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