アメリカとキューバが国交正常化に向けた交渉を始めることになり、今シーズンからキューバ出身の選手が多くプレーしている日本のプロ野球にとっては、今後、キューバ選手を巡る大リーグとの厳しい獲得競争にさらされることも予想されます。 キューバはオリンピックで3回優勝するなど野球大国として知られていますが、選手たちは、国交がないアメリカの球団には移籍できないため、アメリカに亡命して大リーグでプレーする選手があとを絶ちません。 こうした選手の流出を防ぐため、キューバ政府は今シーズンから国交のある日本に選手を送る政策を進め、DeNAのグリエル選手やロッテのデスパイネ選手などの移籍が実現しました。 しかし、アメリカとの国交が正常化すれば状況は大きく変わることになります。 大リーグ機構は17日、「国交正常化交渉の行方を注視し、各球団のビジネスの進め方に影響を及ぼすかどうか、情報を提供していく」というコメントを