佐賀県にある九州電力の玄海原子力発電所で深刻な事故が起きたという想定で、佐賀・福岡・長崎の3県による合同の訓練が24日朝から行われています。 訓練は玄海原発で深刻な事故が起きて、放射性物質が外部に漏れ出したという想定で、原発から30キロ圏内に含まれる佐賀県と福岡県それに長崎県が合同して行っています。 佐賀県 佐賀県では伊万里市の住民170人が、自家用車やバスなどを利用しておよそ30キロ離れた鹿島市の避難所まで移動する手順が確認されました。 このなかでは、車に放射性物質が付着していないかを調べるスクリーニングの訓練が初めて行われ、避難ルートの途中にあるスクリーニングを実施する場所では、県の担当者などが放射線量の測定器を使って車に放射性物質が付着していないかを調べ、国が想定する1台当たり2分で行えるのか確認していました。 また、原発から北西におよそ9キロの佐賀県唐津市の馬渡島では、悪天候のため
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