2014年、上位1.0%の富裕層が所有する富の割合が、世界の48.0%となったのをご存じだろうか。これはたった80人の富裕層の資産が、35億人分に相当することになる。 そんな中、1月22日に開催された世界経済フォーラム「ダボス会議」で、超富裕層と呼ばれる人の多くが、欧米の国から密かに海外へ逃亡を計画していることが明らかにされた。 すでに他の国で家や滑走路を建設 The Institute of New Economic Thinkingの総裁であるロバート。ジョンソン氏が、ダボス会議で明らかにしたところによると、現在、世界中のヘッジファンドのマネージャーたちは、すでにニュージーランドのような国で農場や土地を購入し、家を建て、滑走路も建設しているという。 その理由は逃げるため。彼らは各地で行われている格差の拡大に反対する運動の盛り上がりに対して、一般市民の怒りの標的にされるのを恐れているよう