ドローン元年と言われた2015年はDJIのPhantomに代表される空撮ドローンが話題となり、「ドローン」という言葉が一般に広がった年となった。 その翌年2016年は、2015年の盛り上がりが続くかに思えたが、若干下火になったような印象だった。ただ、これはメディアによる騒ぎが収まっただけで、ドローン市場の各プレーヤーは虎視眈々と開発を続けてきた。 2016年末にアマゾンが発表したドローン配送サービス「Prime Air」に見るように、2017年は特定用途に特化したドローンの開発が加速し、さまざまな産業で実用化・普及が進む年になりそうだ。 イノベーターからアーリーアドプターに移行するドローン市場 ドローンがさまざまな用途で実用化されることで、それを採用しようとする動きが活発化し、普及速度が加速し始めるのが2017年と考えてよいだろう。 ドローンニュース英語メディア「DRONELIFE.com