以下はコミケ106新刊『「ストーリーが」「面白い」「エロマンガ」 〈エロマンガの読み方〉がわかる本9』からの抜粋記事です。 全382Pを文字で埋め尽くし、2023年の話題をさらった異形のエロマンガ太ったおばさん『出会って4光年で合体』を、『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』や『遊戯と臨界』で知られるゲーマー/作家の赤野工作が語ります。「泣きゲー」が狂い咲いたゼロ年代……あの時"セカイ系"は、ゲーム研究でもサブカル批評でもなく、「私」とYの退屈な青春のことだった。 どうせ嘘をついても仕方がないので素直に書くが、太ったおばさん先生のエロマンガ『出会って4光年で合体』を読み
