北アフリカのアルジェリアで、天然ガス関連の施設がイスラム武装勢力に襲撃され、複数の日本人を含む外国人が拘束されたという情報についての犯行声明とみられる文書が、日本時間の16日夜、「イスラム教・マグレブ諸国のアルカイダ」が頻繁に犯行声明を出すことで知られるモーリタニアの「ヌアクショット通信社」のウェブサイトに掲載されました。 この中で実行部隊の司令官を名乗るハールド・アブル・アッバースという男が、「アルジェリアのイナメナスにある石油施設で合わせて5人の外国人を拘束し人質に取った」と、犯行を認める声明を出しました。 声明では、人質はイギリス人1人、アメリカ人1人、ノルウェー人3人としており、日本人は含まれていません。